アバカシカフェ
WIZUで設計監理を行いました浅草合羽橋のカフェ「アバカシカフェ」が3/10(木)にオープンしました。
関東近郊の料理人や店舗経営者が集まると同時に、日本の伝統的な技術で制作された調理器具を買い求めるため多くの訪日外国人が溢れる合羽橋交差点のほど近く、近隣住民の憩いの場である小規模な公園に面した倉庫をカフェへリノベーションしています。
元々倉庫として使われていた奥行きのあるスケルトンを活かし、目の前の公園への開放性を意識しました。
素朴な倉庫空間に白く清潔な厨房空間の挿入を行いカフェとしてのしつらえを担保し、交流テーブルのアイキャッチデザインとして国産材の組み合わせで現場施工の大テーブルを設置しています。
訪日状況は年々めまぐるしく伸び続け、日本有数の観光地である浅草におけるカフェの役割も変化しています。
近隣地域の方に気軽に入っていただくのと同時に、地球の反対側から訪れる訪日外国人に対しても視覚的、サービス的にオープンな店舗デザインとなるのを心がけました。